キッズアスレチック教室用に、色んなグッズを入れています。子供は勿論夢中です。
ロープ登りを始め、色んなチャレンジを与えていますが、どうやったら出来るか、私に聞いてくる子がいます。全く聞いてこないで、必死で自分で挑戦している子もいます。「教えてほしい」という気持ちはとても大切ですが、「教えてもらわないと出来ない」という甘えでもあります。ですから、私は必ず「自分で考えてごらん」と言います。
運動だけでなく、大人は子供に色んなものを与えすぎだと感じます。こどもは、自分がしたいことがあれば、どうやったら出来るかをまずは自分で考えて努力する癖をつけたいと、私は思います。
勿論、頑張っている子にはヒントを与えて「頑張れば出来る」「もっとやりたい」という気持ちを持続するように、発達発育が上手く回るように手助けします。例を見せたり、「出来る子の動きを良く見なさい」と言ってみたり。すると、集中してやるようになるものです。
与えすぎ、ということは、例えば、食事もそうです。美味しいと感じるものばかり与えると、ファーストフードのような加工された味でないと美味しいと感じなくなるので注意が必要です。本来の素材の味は、加工食品と比べて優しい味なので、味覚が発達していない子供には物足りないかも知れません。けれど、加工食品のような味の濃いものばかりを食べていると、食べすぎで肥満になる子供が多くなると感じます。
ヨガでいう、Santosha(サントーシャ):必要以上の贅沢をしない。満足感を感じる、ですね。
Splus 中山さおり